心に残る出来事

暫く、院長日記お休みしていました。東日本大震災でお亡くなりになった方、被災され苦しんでいる方たちがおられる一方、遠くはなれた九州でごく日常の生活を送っている自分。

平凡な生活がどれほど幸せなのか、考えさせられました。お亡くなりになられた方々のご冥福をお祈りし、被災され、ご苦労されている方々が1日も早く元の日常生活を取り戻せるように、微力ながら、お役にたちたいと思います。

診療室での出来事を1つ

やんちゃで利発なKくん

やんちゃで利発なKくん。今日は治療したくないようです。いくら、なだめても駄目です。いつもは物静かなお母さんの一言、”K,今度の津波でお父さんや、お母さんを亡くしたかわいそうな子供はいっぱいおると。

あんたは、歯の治療を受けられるのがどんだけ幸せかわからんと?わからんなら、お母さんの子供やない。

あんたを、向こうにやって、今度の津波でお父さんやお母さんを亡くした子をもらうよ。よく考えなさい。

”Kくん少し考えて、”頑張ると”いいました。あとは、身動き1つせず、きちんと、いつも以上に上手に治療を受けてくれました。

お母さんの毅然とした態度、迫力にKくんも圧倒されたようです。

私も、勉強させられました。ありがとうございました。

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